「やばい……株で大損だ……やっぱりそんなに甘くないな……」
「大損しちゃった……もう立ち直れない……」
この記事では株で大損してしまい立ち直れない人の役に立つ2つの対策を紹介します。
内容に入る前にまずは一旦落ち着きましょう。
僕も300万円ほど損を出したことがありますが、あの時はやはりどうかしていたような気がします。
そんな時は躍起になって深追いし、さらに痛手を負うのが関の山です。
今後のことを合理的に考えられるように一旦気持ちをクールダウンしましょう。
目を閉じてゆっくり鼻から息を吸って、お腹に空気をいれてください。
そしてさらにゆーーーっくり口から吐きましょう。
吸って〜〜〜〜〜〜〜!
吐いて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
落ち着きましたか?
大丈夫です。落ち着いてこの記事が読むことができれば、もう立ち直ったも同然です。
さぁでは株の大損から立ち直るための対策について解説していきましょう!
損したことは一旦忘れて投資から離れる
投資で出した大損から立ち直るためには、損したことを一旦忘れて投資から離れましょう。
おそらくこの記事を読んでいる皆さんは、失ったお金を、失ったスピード感と同じ早さで取り返そうとしていると思います。
要は負け分を手取り早く回収したいと考えているのではないでしょうか。
そこに大きな落とし穴があります。

なんでよ!!1週間で大きく負けたら1週間でその分取り返せるはずでしょ!!
勝つか負けるかと言えば確率は50%のように感じるかもしれませんが、短期取引はプロの鉄火場の世界です。
素人が生半可な気持ちで手を出して勝ち続けられるわけがないんです。
同僚や友人に勧められたくらいで「よっしゃ!」とプロのボクシングのリングに上がる人はいませんよね?
いままであなたは相手が誰だかわからずにプロボクサーに挑み、手酷く負けて「次こそは勝てるはず」とまたリングに上がろうとしています。



そうです。私があなたを止めるセコンドです。
まずは戦う場所を間違えたことを認め、損したお金は勉強代と受け入れましょう。
忘れるためにどうしたらいいのか僕の経験から2つお伝えします。
1.投資系のアプリを全て消す
損したことを忘れるためにまずは投資系のアプリを全て消しましょう。



え?なんで?見てるだけならいいでしょ!?
株の動向を見ているのが楽しいのは僕も経験があるのでよくわかります。
しかし僕たちが大金を失ったのはこのアプリを見ていたからと言っても過言ではありません。
変動する株価を眺めていると「あぁ…買っていたら…」「えぇ…売っていたら…」と一喜一憂することになります。
そしてこんなことを繰り返していたら必ずあなたのボクシング魂に再び火がついてしまいリングインしてしまうのです。
これでは損を忘れるどころか被害が拡大してしまいます。



あるあるですよね…ほんとに…
この事態を避けるために最も有効なのが投資系のアプリを消し、個別の株価動向を逐一チェックする習慣から抜け出すことです。
いまこの瞬間、アプリをアンインストールしてください。
最初は寂しく思うかもしれませんがすぐに慣れます。
2.忙しくする
損したことを忘れるためにはシンプルにやりたいことを詰め込み忙しくして思い出す暇をなくしてしまうのもおすすめです。
投資アプリをチラチラと見て無駄にしていた時間も使えるようになったので新しく何かを始める絶好の機会です。
読書でも映画鑑賞でも、資格や英語の勉強でも、筋トレでもウォーキングでもなんでもいいので片っ端からやってみましょう!



僕は副業の勉強を始めました!
気づいたら株で損したことなんて忘れています!
長期で負けを取り返す方法を考える



忘れようと思ったって取り返すまで忘れられないわよ!



資産運用なしでは将来も不安だし…
立ち直るためにはやっぱり取り返したい…という考え方は否定しません。
ただしすぐに取り返そうと短期取引を続けることは絶対に避けましょう。
着実に資産形成を行うためには「短期取引で儲ける」という考え方から「長期で資産を形成する」という考えにシフトする必要があります。
このパートでは短期から長期に考えをシフトするための3つの重要な情報をお伝えします。
1.短期取引はプロでも厳しい
短期での売買を繰り返して市場平均以上の成績を狙うアクティブファンドは多数存在します。
しかし過去10年の成績の累計を見てみると、市場の平均成長を上回るリターンを残せているアクティブファンドは世界規模で見ても20%未満しかありません。
この数字が示している通り、百戦錬磨のプロでも長期で市場の先を読んで勝ち続けるのは難しいです。



じゃあその優秀なアクティブファンドに投資すればいいんじゃない?
それも1つの手段、と言いたいところですがこの記事ではおすすめしません。
現在成績の良いアクティブファンドが5年後、10年後も同じように成績が良いとは限りませんし、やはりコストが重すぎるため長期で運用すればするほど不利になるためです。
またアクティブファンドの成績はファンドマネジャーの能力によって大きく変動するリスクを孕んでいることを忘れてはいけません。
2.市場平均レベルの成長でも時間をかければ充分資産形成可能



短期取引が難しいことはわかったけどじゃあどうすればいいの?
長期運用に相性ピッタリな運用方法としてインデックス投資という方法があります。
インデックス投資の詳細についてはこちらの記事で確認ください。





インデックス投資って市場平均‘程度のリターンしか期待できないんじゃない?
世界一有名な指数S&P500の期待リターンは15~20年以上の長期投資前提で4~6%です。
仮に間の5%を期待リターンと想定して、毎年5万円つづ積み立てて20年運用を続けたとしてみます。
- 投資先:S&P500に連動するインデックスファンド
- 運用期間:20年
- 期待リターン:5%
- つみたて額:5万円/月


資産は2,000万円を超え、運用による収益は850万円です。
どうですか?
自力で個別株の売買を続けてこれだけの収益が出せそうかどうかが鍵になりそうです。



僕は何年経とうが、自分の力で資産運用してこんな金額を築ける自信がありませんでしたからすぐインデックス投資を始めました!
少なくとも市場平均レベルの成長でも時間をかければ充分に資産形成が可能であることはわかって頂けたのではないでしょうか。
3.インデックス投資の長期運用なら勝率は大幅アップ



でも本当に5%もリターンが得られるのかな…



素晴らしい疑問です!
先ほど15~20年の平均リターンが約5%という話を出しましたが、あくまでこれは過去の話であり、この先も同じレベルのリターンが約束されているわけでは決してありません。
5%より優れた成績になるかもしれませんし、もちろん逆になる可能性もあります。
そこで3つ目の重要情報としてインデックス投資を長期で行った場合の勝率の高さを紹介します。



過去のデータを踏まえて詳しく解説します!


まずはグラフを見てください。
このグラフは株式投資の投資期間と年平均リターンの散らばり方を表しています。
- データ取得期間は1950年~2017年の68年間
- 横軸:投資期間=どのくらい長く投資を続けていたか
- 縦軸:リターンの大小=どのくらい利益が出た、あるいは損が出たか



細かく見ていきますよ!
一番左の棒グラフを見てみると投資期間(横軸)は1年、リターンの棒グラフ(縦軸)の一番上は52.6%プラス、一番下はマイナス37.0%になっています。
つまり1年間しか投資していない人の投資成績は-37.0%~+52.6%の間で大きなバラツキがあったことが読み取れます。
同じように左から2番目のグラフでは1950年~2017年の間で5年間投資を続けた人の資産変動率を表しており、68年間の中で最高のタイミングで保有していた人がプラス28.6%、最悪のタイミングで保有していた人はマイナス2.4%損をしていたという風に読み取れます。
そしてこのグラフから読み取れる最も重要な情報は15年以上の長期投資をしていたら最低でも4.2%のリターンがあった、つまり15年以上保有していたら勝率100%であるということです。(左から4番目の棒グラフ参照)



いかに長期保有が重要か物語っていますね!
もちろん過去ずっとそうだったからこれからも必ず同じことが起きるとは限りません。
このデータを踏まえ、インデックス投資を実際にやるかどうかはご自身の判断でお願いします。
ですが少なくとも、偶然成績の良かった20年間をとりあげてインデックス投資をオススメしているわけではないということは分かって頂けたかと思います。
終わりに
以上、とうしろー@toshiro_nisaでした!
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